老朽化したトイレをリフォームしたい、このように考えたときいきなり業者を探す人もいるかと思われますが、依頼した業者の見積もりを見たとき、支払いができる範囲内などから直ぐにオーダーしてしまう人もいるのではないでしょうか。トイレリフォームは、他の場所とは異なりいち早くやっておきたい、このように考えがちな設備ですから真っ先に業者探しをされる人も多いわけです。

トイレリフォームを可能にする業者探しを始めること自体は悪くないのですが、他社と比較をせずに決めることは避けなければなりません。その理由は、業者が提示した金額が安いのかそれとも高いのか相場を知らないとその判断ができないためです。トイレリフォームといっても、手すりを取り付けるなどバリアフリーにする方法や便器を新しいものに変更したり、温水洗浄便座付き便器に交換する、壁紙の張り替えやクッションフロアの張り替えなど様々な内容があるので、どのような改良をすべきか決めることが重要です。

その上で、業者を数社見つけて相見積もりを依頼することでそれぞれの会社が提示した金額で相場を掴むことができます。ただ、金額があまりにも安い場合には何か裏がある、このように考えておくことも大切です。仮に、便器交換などの場合は機種にもよりますが16万円前後が相場といわれており、タンク付きやタンクレスなどの便器の種類によっても値段が変わります。そのため、見積もりを作成して貰うときには、どのようなトイレリフォームを行うのか明確にする、これがトイレリフォームの第一歩です。