トイレの臭いが気になるという場合、リフォームで換気を改善するということが一つの方法です。一方で自宅のトイレと相性の良くない換気扇を取り付けてしまうなどすると外の騒音が気になる、冬場に冷気が入り込むなど新たな問題が生じる場合もあります。このため本格的なリフォームを検討する前にできる臭い対策についてここでは紹介します。
まず臭いは便器だけでなく、床や壁に飛び散った尿が原因になっている場合が多数です。床はこまめに掃除をしていても壁は疎かになりがちなため、臭いが気になる場合には壁も意識して掃除するようにしましょう。また壁に臭いや汚れが染み付いてしまっている場合には、リフォームで壁紙を張り替えるのもおすすめです。他にも長年使い続けていると、トイレの換気扇に埃が溜まって吸い込みが悪くなってしまうという場合もあります。このためリフォームをする前に清掃業者に依頼して汚れを取り除いてもらうというのも一つの方法です。
トイレの空気をきれいにしたい場合、簡易型換気扇や置き型空気清浄機、脱臭機を置いてみるという方法もあります。小型空気清浄機、脱臭機は家電量販店やネットショッピングサイトで取り扱われており、価格は大体3000円前後です。それでも臭いが気になるのでリフォームしたいという場合には業者に依頼することになりますが、いくつかの業者に見積もりを依頼して比較検討して選択します。リフォーム業者の選び方としてただ価格が安いだけでなく、じっくりとヒアリングを行ってくれるか、価格が明確か、アフターサービスがしっかりしているかといったことも大切なポイントです。