トイレの音の問題解決
トイレをリフォームする場合には、本体を新しくするだけではなく、音の問題を考える場合もあるでしょう。トイレの位置の問題もありますが、リビングに近いと音が聞こえてしまう場合も出てきます。一人暮らしであれば気にもなりませんが、年頃の娘さんがいるような場合には、どうしても問題が大きくなることもあるでしょう。先に知っておけば、リフォームと同時に解決を考えることができます。
扉だけでも効果がある
音が漏れるのには、いくつかの問題があります。間取りの問題もあり、排水設計も絡んで切るため、場所によっては音が聞こえるようになってしまうでしょう。しかし、トイレを移動させるわけにはいきません。それこそ大規模工事になってしまいます。そこで、扉の設計方法によって音が漏れてしまうような場合は、一緒に交換すれば解決可能です。防音用の扉があるため、これを取り付け、音が漏れそうな窓周りはパッキンを使うようにするだけでも、かなりの遮音が可能です。そこまで大きな工事にはならないところもメリットでしょう。
大規模な音の遮断
便器ごと交換するような場合には、音の静かなものに交換するだけでも効果をあげられることがありますが、これはあくまでも排水音を抑えるだけでしかありません。そこで、防音工事をしてしまう方法があります。便器を取り外しているからこそできるのは、壁の工事も容易になるからです。防音シートを張り巡らせ、防音ウールにマットを取り付け、ボードで加工し直せば、ほとんどの音は遮断できます。気になる場合には、相談してみるといいでしょう。