トイレのリフォームを実施すれば手洗い場を設けることができますが、これを設置したいのであれば予備知識を身につけておくことが大切だと言えます。リフォームで取り入れることができる手洗い場のタイプには、独立型とトイレ一体型があることを知っておきましょう。一般的な住宅では一体型が採用されていることが多いですが、省スペースで設置できるというメリットがある一方で、子供や高齢者は使いづらい、タンク内が汚れてしまう可能性があるという注意点があります。独立型は水はねしづらい、手洗いでタンクを汚すことがないというメリットがありますが、スペースによってはトイレが狭く感じる可能性が高いです。また、タンクレスのトイレを利用している場合や、このタイプに変更することを希望している場合は、手洗い場に一体型を取り入れることができず、独立型を選択することになると理解しておく必要があるでしょう。リフォームで採用するタイプによって使い勝手は大きく違っているので、どちらを選ぶべきかあらかじめしっかりと考えておくことが大切だと言えます。2種類のタイプがあることを知らなければ、リフォームを実施した後に違うタイプにしておけば良かったと後悔することになる可能性もあるでしょう。トイレに手洗い場を設けるのであれば、独立型と一体型があることを理解し、それぞれのメリットとデメリットを踏まえた上で導入するものを選ぶことがおすすめだと言えます。