トイレのリフォームを行う理由は、ご家庭によってさまざまな理由があるはずです。今では数が少ないものの、様式から和式にしたいという場合や、便座を付け替えたい、ウォシュレットにしたい、バリアフリーに対応したトイレにしたいなど色々な理由が考えられます。その中でこれまで収納がなく雑然とした印象になっていたトイレに、リフォームの際に収納棚の取り付けをお考えになることもあるはずです。棚があればトイレットペーパーを仕舞ったり、掃除用具を仕舞ったりともちろん便利ですが、リフォームの前にどれくらいの大きさの棚を付けるのか、確保できるスペースはどのくらいなのかを確認しましょう。棚を付けるリフォーム前には十分に場所が確保できていると思っていても、実際に付けてみたらトイレが狭くなり動きづらいなどということが考えられます。また、棚をつける高さも重要です。頭上に付ける場合には、頭にぶつからないようにすることや女性男性ともに手が届く場所に付けるなど、位置にも気をつける必要が出て来るのです。トイレ収納が欲しいと思っていても、リフォームで棚にお金を掛ける前にひょっとしたら別の手段で整理整頓ができる可能性があります。例えば突っ張り棒を渡すだけでペーパーの収納場所が確保できたり、生理用品などは無理に仕舞おうとするのではなく、壁にくっつけるタイプのフックを利用して袋に入れてそれを引っ掛けるなどひょっとしたら棚を作らずとも対応できる可能性も出てきます。