基本的に、トイレのリフォームは同じ場所に設置するなど便器やタンクなどの交換を意味するもので、トイレの場所を変更するときにはリノベーションなどの工事が必要です。これは、配水管などのパイプを移動しないリフォームを意味するものですが、配水管の高さなどにより水の流れが悪くなったり逆流するなど物理的にトイレのリフォームができないこともあります。さらに、築年数が30年を超えているようなマンションなどの場合、配水管が下の階の天井裏を這わしていることもあり水漏れなどの可能性がありますので、アフターフォローを考えて業者さんに確認して貰った上で検討することをおすすめします。

トイレリフォームを行う目的の中には、スペースが狭い・古くなって掃除が大変などいろいろな悩みを解決したいために行うのが一般的です。トイレを新しくするときには、床材の選択や便器のサイズなどを考えておかないとせっかくリフォームをしても室内空間が狭くなってしまい不便さを感じてしまうことも少なくありません。このような失敗をしないためにも、アフターフォローのことをしっかり考えることが大切です。例えば、小さなお子さんがいる家庭などではアンモニアなどの汚れが付着しやすく匂いの原因に繋がりやすいため、その都度掃除がしやすい床材を選択しておく必要があります。素材がビニールでできているクッションシートは、水・アンモニア・洗剤などに強いため掃除が楽にできるメリットもあります。